おばおばのたわごと

自他共に認める多趣味人間・おばおばによる道楽日記

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座頭市物語

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もっと落ち着いてじっくり観ようと思っていたのですが、我慢できなくて観てしまいました、「座頭市物語」。
ヤング天知先生の作品を観るの初めて…にしてどえらいものを観てしまった…!と打ちのめされております。

切ない…なんちゅう切ない映画なんじゃ…

座頭市(=勝新太郎)と平手造酒(=天知茂)…敵対する立場同士と知りながらも互いの力を認め合い、友情が生まれる。
周囲の状況が険悪になる中、互いのことを思い遣り合う二人の姿がなんとも言えない。

「平手さんが…血を吐いたか…」
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この辺からもうダメ。胸が詰まる。

市は世話になっている助五郎の助太刀を断って出入りには加わらない筈だったのに、そうとは知らない平手は市を鉄砲で狙撃させないために病身をおして出入りの場へ向かう。
そのことを平手の見舞いに行ったときに知らされ、平手の身を案じて戦いの場へ赴く市。
そして心ならずも平手と剣を交えなくてはならない羽目になる。
(いや、平手の覚悟を知って敢えて引導を渡しに赴いたのかも・・・)

「見事だ…つまらん奴の手にかかるより 貴公に斬られたかった…」
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やっと平安を得たかのように満足そうに微笑み、市の背中にもたれかかったまま息絶える平手。
なんと切なくやるせなく美しい死にざまなんだろう。
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めくらだかたわだとさんざん馬鹿にされいじめられても泣かなかったという市の頬に流れる涙。
崩折れる平手の体を大事そうに受け止め、そっと横たえる市。
いちいちどれもが悲しくも愛しく思えるシーンでした。

戦で市井の人々が巻き込まれる、というシーンはよく見たことがあるけど、やくざの出入りでもそうだったんだなあとあらためて気付かされたり。
いろいろズーンと胸に残りました…

座頭市を演じた勝さん、ほんま上手いわ~。さすが天才児。
その勝さんの存在感に相対してもまったくひけをとらず、却って相手を食いかねない強烈な印象を残した天知先生も流石。(贔屓目抜きにして!)
本当に病んでいるのではないかと心配になってしまうような華奢な体とリアルな咳でございましたなあ。
小僧さんになって世話焼きたかったぞ!
あまりに顔立ちが整い過ぎてて、集団の中で目立つ目立つ。(笑)
先生の美貌は浮世離れしすぎです。
それにしても、実生活では一滴もお酒が飲めない天知先生が酒で身を持ち崩した平手造酒を演じるって考えてみるとなんだか不思議。酒に溺れる者の心持を一生懸命考えてみたのかなあ。

特典の写真集、先生のお美しい姿が何点も拝めて眼福。
あと、予告編では市と平手の決闘シーンが全然ちがっててビックリ。
絶対にあの予告編の幕切れより本編の方がイイと思う!
ヨカッタなあ、世に出たのがあれで。

<オマケ:平手さんのチラリズム(^^;)>
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天知茂 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

ヤング天知デビューがこれだなんて、やばすぎますよおばおばさん(笑)

でも何度みても切なくてキュンとなる映画ですね…座頭市シリーズがヒットしたのは、この1作目の役割が大だと思います。ただもう1つの出演作「座頭市の歌がきこえる」は、天知さん男前なんですが、こっちと比べると少々印象薄くて残念です。

で、おつぎは「無頼剣」でしょうか? これもまた激ヤバなのでご注意を。

※僭越ながらブックマークさせていただきました~
2009-09-19 Sat 22:17 | URL | mami #SHLDkvn6[ 編集]
ブックマーク、ありがとうございます!m(_ _)m

そうなんですよ、今頃になって「最初がコレってヤバくないか?」とひしひしと感じています(笑)
そして、「しかもこの次は『無頼剣』でしょ?…」とチラリと見遣ったDVDディスクからヤバ気なオーラをビシバシ感じています(^^;
「座頭市物語」で強烈なのを一発くらって、「無頼剣」でとどめをさされるか…
もう「ジャンキーへの道」を突き進んでいるような気がしてなりません。(笑)
2009-09-20 Sun 02:11 | URL | おばおば #SgGigZII[ 編集]

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