おばおばのたわごと

自他共に認める多趣味人間・おばおばによる道楽日記

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「地獄の左門 十手無頼帖」/「密偵」(1983・S58)

「地獄の左門 十手無頼帖」
鬼与力・神山左門(天知茂)に、筆頭老中・阿部伊勢守(丹波哲郎)から密命が下る。
探る相手は回船問屋・河内屋。多くの大名に金を貸し付けて弱みを握り、金の力で幕府転覆を企てている。その巨額の資金源となっている抜け荷の証拠を掴むため、自身と背格好の似た死体を調達して顔を潰して「神山左門は死んだ」と偽装の葬式を出し、無宿人に変装して河内屋の水先案内人・三次に接触して一味のアジトに潜入。「神山左門ではないか?」とバレそうになったり、拉致られて自白を誘う薬を嗅がされたり…と色々窮地に陥りつつも抜け荷の証拠を掴む。再び「神山左門」に戻り、将軍暗殺を実行に移そうとした河内屋一味を阻止し、将軍の命を救うのだった。

「密偵」
旗本・榊原主計(天知茂)は謂れのない罪で切腹させられる寸前、若年寄・板倉に「その切腹、まかりならぬ!」と止められる。
実は、榊原主計の「謂れのない罪」は彼を「死んだ者」として世間から存在を消し、密偵として働かせるためのものだったのだ。
11代将軍の座を武力で手に入れようとする尾張藩は大砲を研究する柳原父娘をさらい、自領ではなく関わりの深い高松藩に大砲を作らせている。柳原父娘を救い出し、大砲作りの作業場を爆破してほしい―――断れば命はないだろう、どうせ一度失った命…と密偵となることを引き受けた主計は、飾り職人・卯之吉と養生所医師・平野を同じく「死んだ者」として仲間に引き入れ、高松藩に潜入。居酒屋の板前になりすまして大砲の秘密を探り、見事任務を果たすのだった…

☆同じ年に放映された2作品、どちらも「潜入させた密偵がことごとく殺されて手がかりがつかめない→デキる人間に頼もう」というような図式で左門様も主計様も「能力を見込まれて密偵にされる」のと、敵方に悟られないために「死んだ人間」にされる、と大きな共通点がある。
「胆力もあれば腕も立つ。独り者で身寄りもない。遊びに行くこともない変わり者と聞いた故…」と自分に白羽の矢が立った理由を聞かされてムッとする主計様。(笑)
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☆左門様も主計様も町人に身を窶すワケですが、これがまた…一目で「只者ではない」オーラが出ちゃってて(しかも容貌からして浮世離れしているので)素性がバレバレな佇まい。(笑)
やはり武士を演じる人間には「知性」と「品格」が必要…ということを逆説的に裏付けているようなものですね、天知先生。(^^;
「雲霧仁左衛門」でもそうでしたが、ホントに町人とか商人が似合わないんだなぁ、コレが。

板前になりすまして魚をサバく主計様。見事な腕前だが、旗本なのに何処でそんなの覚えた?(笑)
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「お前、どこかで見たことあるな」と言われる左門様。そりゃこの顔だもの、一度観たら忘れられないよね~
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☆例によって、女性との絡みもちゃんとございました。
左門様はならず者に追われていたのを助けたのが縁で家に押し掛けてきた女(実は河内屋の密偵)、主計様は板前として住み込んだ居酒屋のおかみとイイ仲になるが、結末が対照的でした。
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左門様の彼女・おあきは将軍暗殺のドサクサで撃たれてしまい、左門様の腕の中で絶命。
主計様は成り行きで居酒屋の女将の亭主ということになっちゃいましたが、結果、ホントに結ばれちゃいました。(范文雀さんといえば「サインはV」のジュン・サンダースなんだよねえ、私の場合。^^;)

☆左門様扮する左平次を「兄貴」と慕う三次(石橋蓮司)…石橋さん若い!(笑)笑うとますますタレ目になる気のイイ男で、こういう全く影のない役って石橋さんにしては珍しいキャラクターじゃないだろうか。
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その三次、「知りすぎた男」として河内屋に口封じされてしまうのですが、手負いの状態なのに何故可愛い妹が待っている自宅でなくて左平次(=左門様)ん家へ来たのか?…と思うと萌えました(コラ。)
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☆女におしかけられて弱ったり、正体がばれそうになって「ヤバー」となったり、追い出されそうなトコをスッとぼけちゃっている表情がなんともヨイです(笑)
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☆左門様いろいろ。
・「地獄の左門の地獄の舞…」
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・緊縛された上、自白する薬を嗅がされて朦朧としている左門様。美味しすぎ!(笑)
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・乱れ髪左門様(*^^*)
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☆主計様いろいろ。
・この雨のシーンの傘の使い方がなかなか面白い。
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・「榊原主計は死んでおります。」
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・今回の「ワッルイ笑顔」!(笑)
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☆その他(^^;
・若かりし頃の原田大二郎さん、好きだったのでこの2ショットは嬉しい。
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・毒入り茶をフッ飛ばされる上様の顔が可笑しかったので載せてみました。(笑)
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