おばおばのたわごと

自他共に認める多趣味人間・おばおばによる道楽日記

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シネマ歌舞伎

昨日はマトリョミン教室受講のため大阪行き。
先の金比羅行きで9キロの荷物を担いで1368段の石段を踏破したおかげか、以前より歩くことが苦にならなくなりまして、一日かなり歩きまくりました(^^)
折角だから・・・と早めに乗り込みまして、なんばパークスにてシネマ歌舞伎「蜘蛛の拍子舞」「身代り座禅」を拝見。
これが思った以上にヨカッタ。
TVで歌舞伎を観ることの延長線上くらいな感覚で観に行ったのですが、音や大画面の迫力が思った以上に良く、役者さんの息づかいまで見えるかのような、劇場とはまた違う「身近感」にも感動しました。鳴物の方たちも大映しで観れてヨカッタ。長唄三味線の見せどころが手元アップで観れて、長唄好きには嬉しい。
TVで観るのとも実際の舞台を観るのともまた違う、新たな歌舞伎の楽しみ方を発見したような気持ちでした。

「蜘蛛の拍子舞」は歌舞伎界のゴーストバスターズ(!?)源頼光と四天王たちによる土蜘蛛退治の物語。
白拍子・妻菊(実は葛城山女郎蜘蛛の精):坂東玉三郎
渡辺綱:尾上松緑
源頼光:尾上菊之助
坂田金時:坂東三津五郎
玉三郎さんの水晶のような無機的な美しさは、「この世ならざるもの」である妻菊にピッタリ。
頼光たちに物の怪であると見破られてからの玉三郎さんの表情の演技の凄まじさがバッチリ観れるのは映画ならではではないかと思います。
ただでさえ不穏な空気を纏っていた妻菊、正体がばれてから妖気全開!甲斐庄楠音の絵みたい…と背筋が寒くなるような瞬間が度々。
玉三郎さんが引っ込んで後、捕り手に囲まれて大きな蜘蛛が踊る(?)のですが、これがまた見どころかと。
その大蜘蛛が玉三郎さんの女郎蜘蛛の精になるのですが、再び舞台に現れた玉三郎さん、先ほどの艶やかな妻菊とは正反対の凄まじい隈取りを施したお顔で、同一人物だとは思えないくらいの大変身ぶり!舞台上で大立ち回りを演じます。
頼光と渡辺綱たちが苦戦しているトコに現れるのが三津五郎さん演じる坂田金時!
彼の登場のおかげで蜘蛛の精を退治することが出来、短いながらも美味しいトコどり。(笑/いでたちも超派手派手!!)
文楽人形の「ガブ」みたいに、美しい女性が鬼の形相になる、というパターン、結構好きかも。(笑)

「身替座禅」は大好きな演目なので、観る前からもう顔がニヤけちゃって…(笑)
しかも勘三郎さんと三津五郎さんの仲良しコンビなのでさらに期待が膨らみます。(第1次マイブームのときは勘九郎&八十ピーって呼んでたなあ(←失礼千万/笑)棒しばりとか最高だった!)
むかーし、友達に見せてもらったビデオでの「身替座禅」は孝夫ちゃんの山蔭右京、左團治さんの玉の井というこれまた凄い組み合わせ。my best身替座禅。(^^)
衾を取った玉の井の顔を見た右京と、彼をジト―――ッと見遣る玉の井の表情がなんとも…(笑)
さてさて、勘三郎&三津五郎の身替座禅。
勘三郎さんの右京がなんとも愛嬌たっぷりでイイんですよね、これが!
孝夫ちゃんの右京は「折り目正しい優等生がはっちゃける可笑しさ」って感じに対して、勘三郎さんはもう「地」でいっちゃってる感じ。(笑)
愛人のもとへ行くために玉の井をまんまと欺いて「うふふふふ~~~」と笑うときのなんとも悪戯っぽい感じなんかもう!(笑)
三津五郎さん演ずる超束縛妻・玉の井…昔は嫉妬深い醜女くらいにしか思っていなかったのですが、あらためて観ると旦那様思いの健気で可愛らしい面も感じられて憎めない御人なんですね。
旦那さまを思うあまりの行き過ぎた束縛や世話焼きがウザいと思っちゃう気持ちも分かるんだけどね、右京さん。(笑)
御二人の息がピッタリの身替座禅、涙出るほど笑わせていただきました(^^)

シネマ歌舞伎、倉敷のMOVIXでも上映しているので、もう一回観にいっちゃうかも。
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歌舞伎 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

大映「座頭市の歌が聞える」飛ばし観して復調ぎみでお邪魔しました。
歌舞伎…何度かお誘いあったのですが、両国国技館と違って入りにくく、前をスルーしたまま改築に至って涙しております。
学生の頃から衛星放送でだら~っと観て、次の日のノートは歌舞伎の絵で埋まってた状態でしたが、最近はだら~っともできず、ついチャンネル変えてしまうだらしなさ。
でもおばおばさんがご覧になったシネマ版なら、美味しいところ取りで(しかも鳴物アップは嬉しい)、それなら頑張って最期まで観られそうです。

追記:ドクターフィッシュ、品川水族館で満喫したことあります、気持ちイイですよね~
テルミン製作は…ハンダゴテ買ったら違う道に入り込みそう(電子工作マニア)で躊躇してますが…作りたいですぅ~
2010-05-26 Wed 18:45 | URL | うつほ #-[ 編集]
やっぱりパワーの源は天知先生ですよね(^^)
(「座頭市物語」だとテンションあがりすぎそう…ビバ・平手先生!!←かっこよすぎですよねー^0^)
うつほ様とは逆に、両国国技館は入ったこと無いんですよ(^^;;
両国駅近所の両国国技堂の「あんこあられ」が大好物で、其処へはわざわざ訪ねるのですが…
それと、近代建築好きなので国技館近所の伊藤忠太作の東京都慰霊堂とかへは行ったことがあるのですが…ことごとくスルーしちゃってますね(^^;;
でも確かに歌舞伎座は独特の雰囲気で威圧感みたいなものがあるのかも。
歌舞伎ファンには堪らない場所なんですけどもね~。
シネマ歌舞伎、うつほ様方面でしたら札幌シネマフロンティアで上映されているようです。
北海道ではそこ一か所しかないのが痛いですね。
上映時間は約2時間半ですが、「蜘蛛の拍子舞」と「身替座禅」の間には10分間の休憩が入ります。


ドクターフィッシュ、うつほ様も体験なさったのですね!(^0^)
最初はくすぐったくて「うひゃあ~!」でしたけど、慣れたら低周波ビリビリ~~って感じでホントに気持ち良かったですね♪

うつほ様作のテルミンの音、聴いてみたいですねえ(^^)
2010-05-26 Wed 22:33 | URL | おばおば #SgGigZII[ 編集]

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