おばおばのたわごと

自他共に認める多趣味人間・おばおばによる道楽日記

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おのぼりレポ

先の日記に書いたように、旧岩崎邸を観たいというリアルフミヨちゃんのお供でおのぼりして参りました。
午前中のお仕事が終わってから新幹線で向かいまして、夕方にホテルに到着。
このまま近所で夕食とって寝るだけ…ではあまりにも味気ないので、東京タワーに行ってみることにしました。
今まで「行ってみたいなあ」と何となくでも思っていたのですが、なかなか行くまでに至らなかったので「やっと」ってカンジです(^^;
到着した頃はまだ夜景を観るほどの暗さではなかったので、以前から興味があった蝋人形館に行ってみました。
この蝋人形館といえば、私にとっては江戸川乱歩の「黒蜥蜴」を高階良子がコミカライズしたものに出てきた場所…というイメージ。(確か、「エジプトの星」というダイヤの受け渡し場所が東京タワーの蝋人形館だったと記憶している。)
不気味で陰惨な雰囲気をイメージしていたのですが、今はそうでもないらしく、いきなりマリリン・モンローやらマドンナやらブラピやらマレーネ・ディートリヒやら三船敏郎やらジュリア・ロバーツやら猿の惑星やらジョン・ウェインやら…がゴチャッと一同に飾られているコーナーに遭遇し、度肝を抜かれる。(笑)
…似てるのか?リアルフミヨちゃんはモンローの胸が小さいとかエリザベス・テーラーはちょっと違うとかいろいろ言ってましたが。(^^;
何だか、パラダイス(@探偵ナイトスクープ)の香りがするスポットでした。(笑)
蝋人形館を出て食事を済ませた頃には丁度良い塩梅の暗さになっていたので大展望台に上がってみました。
土曜の夜だったからか分からないけれどとにかく凄い人出で、地上150メートルの大展望台よりもさらに上、250メートルにある特別展望台へは約60分待ちという状況でしたが、折角なので行ってみることにしました。
20100612-2.jpg
待った甲斐があったです。凄く綺麗だった~~(^0^)
20100612-1.jpg
行きは地下鉄でしたが、帰りはリアルフミヨちゃんの腰がヤバそうだったのでタクシーを使いました。
場所柄、いろいろな近代建築が目に入って密かに嬉しかったのですが、「明るかったらもっときちんと観れたのに…」と少し残念に思ったりもして。
今度のおのぼりの際には久々に近代建築めぐりしたいものです。

翌日は国立劇場での歌舞伎鑑賞教室の前に靖国神社に参拝。
20100613-1.jpg
いつも神社でやるような「お願い」をする気になれず。この国を善き方へ導いてくれるよう願うので精いっぱいでした。
遺品などを収蔵・展示している「遊就館」にも行ってみました。
手記とか花嫁人形とか…もう胸が痛みますねえ。この世にこうして居ることが出来るのも先人たちのおかげなんだとしみじみしました。
あと、行ってみて分かったのですが、遊就館はあの伊藤忠太が顧問となって作った帝冠様式の建物だったんですね。
内装がいかにも昭和初期な意匠で思わぬ目の保養でした。
20100613-2.jpg
神社を出た時にも帝冠様式の代表的建物である九段会館をチラッと見ることが出来ました。

さあて、今回の旅のメインは旧岩崎邸…ですが、私にとってはこちらですよ!国立劇場の歌舞伎鑑賞教室!!
愛之助さんの鳴神上人、孝太郎さんの雲の絶間姫、松嶋屋「Beauty」ペア(勝手に命名^^;)ですよ~(^0^)
・・・と、その前に澤村宗之助さんの「歌舞伎の見方」があったのですが、一般のお客さんを舞台に上げて色々体験させるのが殊のほか面白くて、何度も笑いが起こっていました。
実際に素人がやるのを目の当たりにすると、ツケ打ちにしても効果音の太鼓にしても、どれもこれも専門の人って凄いんだなぁってあらためて実感できますね。
さてさて、「鳴神」。
愛之助さんの上人様・・・はじめは生真面目で気高くていかにも「ストイックです」な感じだったのが、雲の絶間姫の恋愛話についついひきこまれて聞き入っている様が何だか可愛らしくて此方までほのぼの(*^^*)
姫の(仮)病を介抱している拍子に生まれて初めて女性の胸を触ってしまったことで上人様にスイッチが入ってしまったトコからが俄然面白い!(笑)
「あっさりせず、かといって行きすぎないよう、その辺のバランスが難しい」とおっしゃっていましたが、うんうんナルホド、色っぽいシーンなんだけどきわどくなりすぎてなくて絶妙の塩梅だったと思います。
(しかし、スイッチが入ってしまってからの目つきとかもう…「イヤ~、上人様~!!」って心の中で絶叫してました、ワタシ。(笑))
孝太郎さんの雲の絶間姫も良かったなぁ。「私の言うことがきけないのッ!?」ってな具合にキッと睨んで、上人様は大弱り・・・ってな夫婦漫才(!?)的なやりとりが面白かったですねえ。文屋豊秀も尻に敷いちゃうんだろうなあ、雲の絶間姫。
しかし雲の絶間姫、すごくアグレッシブというか、いくら一途な恋の力とはいえ・・・「姫」にしては凄いキャラじゃないですか?自分の魅力が良く分かってて色仕掛けもお手のもの、なんだか峰不二子みたい。怖い女だなぁって思ってしまいました(^^;
それにひきかえ、このお話だけ見てみると「ヘソまげて世の中を日照りにして人々を苦しめる困った御人、雲の絶間姫に騙されて当然」と思われそうな上人様ですが、「戒壇院建立を条件に御男子出生を祈祷」してキッチリ仕事を仕上げたにもかかわらず約束を反故にされた上、ああいう恥ずかしい方法で術を破られちゃう・・・というのを観ていると何だか可哀想に思えたりもして。

こういう色っぽいシーンがあるものも大らかに表現出来る歌舞伎ってやっぱりイイなあと思いました。
姫に騙されたと知って怒り狂って雷神と化した上人様の怒りの六方、カッコよかった!
「怒りの表現が凄いねー」ってリアルフミヨちゃんも感心していました(^^)

「鳴神」の感想を語りつつ、今度こそこの旅のメイン・旧岩崎邸へ!
私自身も近代建築ファンなので、このJ・コンドルの傑作をいつか拝んでみたいと思っておりました。
20100613-3.jpg
以前にTVで詳細な内装を観た事がありましたが、実物はさらに素晴らしかった。
断片的に切り取られたものを観るよりも、実際にその場に立って見渡してみるとコンドルの折衷主義がよく分かって面白かったです。(「和」と「洋」を融合させるために「中東(イスラム)」の様式も使った、というトコになるほど~!と感心。)
ガイドさんの分かりやすく懇切丁寧な解説のおかげもあって十分堪能することが出来ました。

岩崎邸の中にはこの「アカンサス」をモチーフとした意匠があちこちに施されていました。
20100613-4.jpg
(アカンサス…古代ギリシア時代からヨーロッパでは装飾文様として愛用されてきた植物。それがインド、中国を経て日本に伝来し、唐草文様となりました。)
お札にもアカンサスの模様がある、とのこと。是非確かめてみてください(^^)

最後に渋谷のヤマハに立ち寄りまして、以前から欲しい欲しいと思いつつなかなかゲットするまでに至らなかったミュージカルソウ(音楽用のこぎり)をついに購入!!(^0^)/
一応木とテグスで出来た弓も付属していたのですが「バイオリンの弓も買われますか?5000円からありますけど・・・」と言われて「あー、バイオリンの弓は持っていますから…」と買わずに帰ったものの、いまさらながら自分の弓を使うかどうか迷ってます(^^;;
5000円からの弓ぐらいでイイの?って思うと・・・私の弓はバイオリンやっている人からすれば微々たる額のものですケド、5000円の弓と比べるとコチラのは60000円の弓なので何だか勿体無いような気がしちゃって。
4/4サイズは大きすぎるようですし、安い1/4サイズのものでも購入しようかな、と検討しております。
何はともあれ、今月末のマトリョミングレード試験が終わるまではおあずけですが・・・
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歌舞伎 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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この記事のコメント

リアルフミヨちゃんとの楽しい旅日記、てゆうか大作レポ、
楽しく読ませていただきました。
もっと高いのができちゃったけど、こうして見ると
東京タワーってキレイですね~♪
旧岩崎邸も遊就館もそそられる写真です。
旧岩崎邸はガイド付きなんですね~、明治の建物ですか?
凄いですねー!J・コンドルの建物は風格ありますねー。
お札・・・何円札???

そして、濃厚レポになにげにサンドイッチされている鳴神レポ(笑)。
スイッチが入ってしまってからの目つき、うーん!!
今回はどのくらいイッちゃってたのでしょう~。悶々。

いやー、読み応えありました。
今回は一曲献上はなさらなかったのですか。うふ♪
2010-06-26 Sat 08:40 | URL | ムンパリ #-[ 編集]
長文にお付き合い下さいましてありがとうございました!m(_ _)m
パッと見、分からないようなところに鳴神レポが隠されているという…(笑/いや、別に隠しているわけではありませぬが^^;;)
今更ながら東京タワー初体験でしたが、結構素敵な場所でしたねえ。あんなバベルの塔みたいなのよりこっちの方がイイよ!って思ったりして。(笑)
旧岩崎邸は明治の建物です。木曜日以外、ボランティアガイドさんがいらっしゃるようです。(11:00~と14:00~)予約不要・参加費用無料です(^^)
アカンサスの模様は漱石の千円札以外、全てに入っているようです。(チョット百合の花っぽい、唐草模様みたいな感じのものがアカンサスの葉っぱ模様だと思います)

スイッチ入っちゃってからの上人様の目つき…絵にかいたような「下心満載」って感じの目でした!(爆)
リアルフミヨちゃん曰く、「『地』で演ってるんじゃない?」…うーん…完全否定はできなかったデス。(^^;;
愛之助さんの上人様ははじめから清廉なストイックさのなかに色気があるように見えましたねえ。
7月の松竹座が楽しみですね~(特に武市さん!!)
2010-06-29 Tue 02:53 | URL | おばおば #SgGigZII[ 編集]

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