おばおばのたわごと

自他共に認める多趣味人間・おばおばによる道楽日記

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七月大歌舞伎(松竹座)・夜の部

今年の3月から歌舞伎ファンに復帰した私に職場の後輩も「歌舞伎観てみたい!」と言ってくれるようになり、「じゃあ一緒に観に行こう」と言っていたトコに松竹座の七月大歌舞伎の案内が。
愛之助さんも仁左衛門さんも拝める!是非これで歌舞伎デビューをッ!!
…ということで、私と彼女の都合を合わせて行って参りました(^0^)/
彼女とは昼の部を観ることにしたのですが、折角なので私だけ前日乗り込みで夜の部も拝見。
実は松竹座は今回が初めて。
第一次マイブームの時は大阪で歌舞伎を観るといったら中座で、だったのです。
劇場の内部は勿論、お弁当の手配とか売店のこととか・・・後輩連れて行く前に知ることが出来てヨカッタ(^^;

夜の部のお席はナント最前列(@0@)
役者さんの息遣いや肌の肌理まで見えるような生々しさといいますか迫力といいますか…とにかく凄い凄い!もう圧倒されっぱなし。特に眼の動きや輝きがとても鮮明に見えて、表情の演技がとてもダイレクトに伝わってくるように思いました。ダンスの場合は足先が見えないしバレエはコール・ドの動きが分かりにくいので前の席は遠慮するのですが、歌舞伎はイイものですね(^^)

<夜の部>
「双蝶々曲輪日記」
独立して上演されることが多い八段目の「引窓」は観たことがあるのですが、今回は三段目「井筒屋」、四段目「米屋」、五段目「難波裏」、そして八段目「八幡里 引窓」と、其処へ至るまでの話を観ることが出来てスッと腑に落ちる思いでした。
「引窓」だけでも十分胸に迫る感動的な物語なのですが、いくら濡髪長五郎が殺人を犯してしまった理由を事前に読んでいても、文字だけの情報だと彼の人格を慮るよりも「殺人犯」「逃亡者」という色眼鏡で見てしまう。やはり一連の流れを実際に観ることで長五郎がどういう人であるのか、その「人としての大きさ」がよく分かりましたし、そのことで「引窓」の味わいが幾重にも増しました。
もうね、「引窓」前半の嫁姑の和気藹々っぷりとか侍になった十次兵衛一家の喜びように此方までほのぼの嬉しい気持ちになっていればいるほど、後半の展開に胸を締め付けられるんですよね…(T T)
仁左衛門さんの十次兵衛の巧さは勿論なのですが、竹三郎さん演ずる、継子と実子の間で揺れる母・お幸に何度も目頭が熱くなりました。ホント、母親ってありがたく、哀しいものですね…

さて。まじめな感想はここら辺で。(笑)
愛之助さんの山崎屋与五郎!現れていきなり流血してるわ髪乱れてるわ服破れてるわ…「流血窮地萌え」(=贔屓キャラが流血したり拉致られたリ死にそうになったり…と、窮地に陥ると萌える)のワタクシ、御姿を観たとたんに激萌え!!!でした(^^;
「立っている風情だけで若旦那に見えないといけないのが難しい」と番付の「楽屋探訪」に書かれていましたが、課題クリアでしたよ~
非力な若旦那だけど愛しい吾妻を救おうと頑張る姿が健気でしたねえ(*^^*)
春猿さんの吾妻と寄り添う姿はそれはもう絵のように美しゅうございました。
(しかし、孝太郎さんの都に指の怪我を手当てしてもらう2ショットシーンでは「やっぱ松嶋屋「Beauty」ペアはええのう」とも思ったりして(^^;;))

「弥栄芝居賑」
関西・歌舞伎を愛する会30周年記念で澤村藤十郎さんが構成された、華やかな一幕物の作品。
道頓堀の芝居小屋の前――太夫元や芝居小屋、芝居茶屋といったお客を迎える者たちと贔屓客たちとが次々と舞台上に現れて祝儀を述べ、さあこれから芝居を楽しみましょうと一同小屋へ入っていく…という趣向。
芝居好きの若旦那の御供でやって来た丁稚が「お腹が空いた」と駄々をこねているトコへ現れたのが、愛之助さん&孝太郎さん、即ち「松嶋屋『Beauty』ペア」(笑)の団子屋夫婦。
うぬぅ、美しすぎる…団子屋の主人!
気前の良い若旦那のおかげで皆に団子が振舞われることに…で、俳優さんたちが客席に向かって手拭いを投げて下さったのですが、運よく目の前の吉弥さんが此方へポーンと投げて下さって、遠近感覚の乏しい私でも(斜視で両眼視出来なくて立体感が乏しいので、球が飛んでくる球技とか苦手なのです。)スポッとキャッチすることが出来ました!!
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それだけでも大興奮なのに、愛之助さんがド目の前に立たれて此方の席のあたりを見られたのでさらに心拍数ドーン!(笑)もうもう、きっと凄いアホ顔してたわ、私。(しかも手ぬぐい握りしめて^^;;;

「関西・歌舞伎を愛する会」の前身である「関西で歌舞伎を育てる会」結成当時、とても厳しい状況であった関西の歌舞伎を盛り上げようと尽力して下さった澤村藤十郎さん…私が歌舞伎ファンをお休みしている間にご病気で御姿を観ることができなくなっていて寂しく思っていたのですが、番付ででも最近の様子を見ることが出来て安堵しました。
実は、私が歌舞伎を観はじめた頃、一緒に歌舞伎見物に行っていた友達のお母様の御縁で澤村藤十郎さんの楽屋にお邪魔させて頂いたことがありまして、舞台の御姿そのままの藤十郎さんから「何のお勉強をしているの?」と問われて「視能訓練士という職業に就くための勉強をしている」というような事をお話ししましたら「えらいね、頑張ってくださいね」と仰って下さって…「いや、そんな全然えらくなんてないです…」とものすごい恥ずかしく思ったのを憶えています。
まっだまだ歌舞伎超ビギナーであったあの頃でも凄いことだと思っていたのですが、今思うとますます凄いことだったんだなぁと…この思い出は宝ですねえ。

「竜馬がゆく・風雲篇」
坂本竜馬が勝海舟のとりなしで脱藩の罪を許されるところから、薩長同盟が成り、寺田屋で捕方に襲われるところ(修羅場なのにプロポーズ(笑))まで…を描いてます。
最初の土佐藩邸のトコから愛之助さんの武市半平太登場。
「春雨じゃ、濡れて参ろう」の月形半平太はかくやあらん…の美丈夫。
「言説さわやかで人格も高潔にして誠実、見た目は色白・美形」…であった武市半平太にピッタリですわあ(白塗りじゃなかったケド。^^)
竜馬が染五郎さんであったせいで彼らの2ショットを見ると脳内が「染模様――」モードに…邪でスイマセン(笑)
あと、しきりに「半平太」を連呼されると、「Gu-Guガンモ」を観ていた世代なのであのピンクのニワトリモドキが頭をチラついて…(^^;;
嗚呼、スイマセンスイマセン…
半平太君は(アレ?)竜馬の忠告を聞き容れずに土佐に帰り、捕らえられて切腹させられるワケですが、その大事なシーンをムンパリさまが教えて下さったおかげで見逃さずにしっかと観ることが出来ました!
というのも、その切腹シーンは竜馬が花道でピンスポ浴びて独白してる最中に舞台の紗幕の向こうでひっそり行われているので、大部分のお客様は花道の方を向いている状態。私も何も知らなければ見落とすトコでした。ありがとうございます、ムンパリ様~m(_ _)m
(武市さんは三文字の切腹を遂げて絶命されたとのこと。舞台上の彼は一文字目でフェイドアウトしちゃったのですが…しかし、武市半平太や市川雷蔵や…今の自分と同い年で亡くなった人と出会うとなんともいえない気分になりますね。いったいこの歳で私は何をしてきたんだと…まあ自分と比べるのもどうかと思いますが(^^;))

舞台上で竜馬がスルメを齧りながら台詞を言っていたとき、すごく噛み噛みされている様子に「ホントに食べてる?」と思ってたらプ~ンとスルメの香りが…ホントに食べてたのね。私もスルメ食べたくなったよ(笑)

孝太郎さん演じるおりょうさん。愛想なしで屈折しまくってる大河ドラマのおりょうさんとは正反対くらいおきゃんな感じの明るい娘でした。
修羅場のプロポーズシーン、よかったなぁ。「ハニ~ム~ン」。(笑)
寺田屋からズタボロになって逃げのびた竜馬を木場の屋根で発見して再会を喜ぶおりょう、竜馬を心配して覗いたのに邪魔者扱いされちゃうイイヒト・三吉…三者の表情を見ながらああよかったね~ってほのぼのするラストでした(^^)
(しかし「天、いまだ我を見捨て賜わず」の台詞で映画「八甲田山」を思い出してしまった。見捨てられちゃったのよね、欣也ちゃん…… 嗚呼、また関係ない連想をしてしまいました。スイマセンスイマセン^^;;)
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